

アクア鍼灸治療院 総院長・松本 茂文より、
今、画面の前で、張り詰めたお気持ちでいるあなたへ。
私が大阪で鍼灸の道を志し、この治療院を始めたのは2009年のことです。
実は、最初から不妊治療だけを専門にしていたわけではありません。
当時は「生理痛がひどくて毎月仕事に行けない」
「頭痛や冷えがひどくて薬が手放せない」といった、
日々の不調に苦しむ働く女性たちがお身体を休めるための場所でした。
東洋医学(中医学)を基礎とした施術で、
彼女たちのお身体が内側からポカポカと温まり、長年の不調が消えていく。
そのプロセスのなかで、ある日、何人もの患者様から
信じられないようなご報告をいただくようになりました。
「先生、何年も授からなかったのに、赤ちゃんができました」
女性の身体の巡りを整え、冷えを取り除くことは、
すなわち、新しい命を宿すための「畑」を根本から耕すことそのものなのだと、私は強く実感しました。
そこから女性たちの切実な声に突き動かされるようにして、2015年、私たちは不妊に特化した専門の鍼灸院としての歩みを本格的に始めました。
妊活の期間が長くなればなるほど、
「どうして私だけ……」と
ご自分を責めてしまいがちです。
周りの友達からの「授かったよ」という報告を、
心の底から素直に喜べないご自分に、深い自己嫌悪を抱いて、暗い部屋のなかで一人で泣いている夜もあるかもしれません。
クリニックの冷たい待合室で何時間も待たされ、
ようやく呼ばれた診察はたった数分で終わり、
聞きたかった質問も聞き出せないまま、
孤独な戦いに心が擦り切れてしまっていませんか。
でも、どうか覚えておいてください。
あなたのお身体は、決して「妊娠できない駄目な身体」などではありません。
ただ、日々の仕事の忙しさや、
長年にわたる不妊治療の強いプレッシャーによって、
呼吸が浅くなり、自律神経がカチコチに緊張し、
お腹の奥の「畑」が少しだけ冷えて、強張ってしまっているだけなのです。
最先端の西洋医学のドクターは、
検査をし、お薬を処方し、
受精卵を届ける素晴らしいプロフェッショナルです。
しかし、その受精卵が心地よく根を張り、10ヶ月間、
安全に育ち続けるための「ふかふかで温かいベッド」を築くのは、あなた自身の身体が持っている「自然治癒力(血流)」なのです。
私は、アクアの扉を叩いてくださった患者様に、いつも本気でこうお伝えしています。
「大丈夫。絶対に、できます。 だから、もう一人で孤独に頑張るのを、一度お休みしてください。 そして、無事に出産を迎えたら、必ずその愛しい赤ちゃんを、私に見せにきてくださいね。」
後日、ご出産を無事に終えられた患者様が、
本当に生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこさせてくださる瞬間があります。
腕の中に伝わる、赤ちゃんの確かな重みとぬくもり。
そのお顔を見せていただくことこそが、
この仕事をさせていただいている私たちにとって、
何よりも嬉しく、一番幸せなひとときです。
もう、一人で暗闇の迷路を彷徨う必要はありません。
あなたの冷え切ってしまったお腹を、
私に触らせてください。
ご夫婦の、そしてあなたの、新しい家族の物語を、ここから一緒に始めましょう。







