カフェインは意外と身近に摂っている?
妊活中、カフェインについて一度は調べたことがあるのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、妊娠中のカフェイン摂取はもちろんのこと、妊活中からも避けておくことがおすすめです。
カフェインによる影響や、身近にあるカフェインを含む飲み物をご紹介していきます!
カフェインの影響とは?
- 全くコーヒーを飲まない人より、1日5杯以上コーヒーを飲む人は妊娠に至るまでの期間を延長させるという研究結果があります。
- 妊娠中にカフェインを摂り過ぎてしまうと流産のリスクが上昇するという報告があり、カフェインが胎盤を流れる血流量を低下させることが分かっています。
- 米国の研究により妊活中である男性のコーヒー摂取量が1日2杯以上だと、流産に影響する可能性も示唆されています。
- 世界保健機関では、1日300mg以上のカフェインを摂取すると新生児の低体重リスクや流産のリスクが上がるとされ、摂取量の注意喚起もされています。
全く飲んではいけないということはないですが、妊娠中のみならず妊活中もカフェインの摂取はご夫婦共に控えていただくことがおすすめです。
我慢してやめることでストレスになってしまうなら、デカフェコーヒーやカフェインレスに変えてみたり、コーヒを1~2杯飲む程度であれば許容範囲内ですし、リフレッシュにもなりますよ(^^)
カフェイン=コーヒー だけじゃない
コーヒー以外の飲み物でも、カフェインを含むものは意外と多く存在します。
知らずに水分補給として摂っていると、カフェインを摂り過ぎている可能性もあります!
身近な飲み物を100mlあたりのカフェインが多い順番に並べると、、、
- 玉露茶 160mg
- コーヒー 60mg
- エナジードリンク 32~300mg
- 紅茶 30mg
- 煎茶 20mg
- ほうじ茶 20mg
- ウーロン茶 20mg
- オロナミンC 15.3mg
- ココア 14mg
- コーラ 9.5mg
という順番になります。毎日お茶を飲んでいる人はカフェインの有無も意識し、飲み過ぎには注意しましょう!
カフェインレスのお茶
- 黒豆茶
血流を促し、腎機能や生殖機能を高めてくれます。むくみ改善にも◎ - コーン茶
抗酸化作用で細胞の老化を防いでくれます。血行促進で冷え性にも◎ - そば茶
抗酸化作用のあるポリフェノールを含み、動脈硬化や高血圧の改善にも◎ - ごぼう茶
血糖値の上昇を防いでくれたり、腸内の善玉菌を増やしてくれます。 - あずき茶
むくみを取る・母乳の出をよくする・疲労回復・抗ウイルス作用・抗酸化作用などの効能があるといわれています。
などのお茶は効能も良く、妊活中・妊娠中にも安心して飲んでいただけます。
しかしノンカフェインのお茶であっても、飲みすぎると不調を起こしてしまうものもあります。水分補給は”水”を基本としたうえで、お茶を楽しんでくださいね!
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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