妊活中に風邪をひいてしまったら
寒くなる季節に注意したいのが「風邪」です。
妊活中に風邪をひいてしまうと「薬飲みたいけど、妊活に影響はないかな?」と心配になる方は多いと思います。
将来の赤ちゃんへの影響を考えると、なるべく薬を飲むことは控えたいですよね。
もし風邪をひいてしまった時はどうすればいいか、また今からでも始めたい予防法をお伝えさせていただきます。
妊活中は風邪薬を飲まない方がいい?
基本的に妊活中は、風邪薬や市販薬を飲んでも大きな影響はないといわれています。
ですが、中には服用しない方がいい成分もあります。
・いつの時期なのか(妊娠の可能性があるか)
・持病があるかどうか
・薬の種類
などによっても変わってきますので、医師に相談の上で飲む方が安心です。
妊娠後の薬の服用は?
お薬の影響を一番受けやすい時期は妊娠4~12週目とされています。
この時期は、赤ちゃんの心臓や手足などさまざまな器官が形成されます。
妊娠検査薬で陽性反応が出た後のお薬の使用については、医師に相談をしましょう。
風邪予防にはこれ!
秋・冬は風邪やコロナ・インフルエンザなど流行してくる時期でもあります。
タイミング後や人工授精、体外受精に向けて採卵・移植など不妊治療の大事な時に元気でいられるように、日頃から風邪対策をしっかりしておきましょう!
乾燥を防ぐ
喉や鼻が乾燥すると、菌やウイルスが侵入しやすいです。
こまめな水分補給や加湿器で乾燥を防ぎましょう。
室内であれば湿度(50~60%)を保つといいとされています。
体温調節をする
季節の変わり目は、寒暖差が激しくなります。
この時期は体温調節がうまく働かず、免疫力が下がりやすいです。
脱ぎ着出来る服で調整しましょう。
睡眠・運動・食事などの日常生活に気をつける
寝不足が続いたり、暴飲暴食などをしていると、免疫力が下がります。
そうなると菌やウイルスが体に入ってしまいやすいです。
日ごろから生活習慣や食生活に気を付けることで、風邪に負けない体をつくっておきましょう。
妊活中、風邪予防には首を守ろう!
首の後ろには「風池」や「風府」など風邪が入るとされているツボが多くあります。
寒くなる季節はストールやマフラーなどを使い、首から風邪が入らないようにしましょう。
かぜ予防にはビタミンがおすすめ!
鼻や口からウイルスの侵入を防ぐビタミンA、免疫力を高めるビタミンC、強力な抗酸化作用によって免疫力の低下を防ぐビタミンEを意識的に摂取しましょう。
ビタミンA:緑黄色野菜(にんじん、ほうれんそう、こまつな、にらなど)
ビタミンC:野菜・果物(キャベツ、だいこん、レモン、キウイなど)
ビタミンE:卵、アーモンド、かぼちゃ、抹茶など
場合によっては薬の服用が推奨されることも
妊娠中の薬の服用は、慎重になることが望ましいですが、薬を飲まなかったために、母体の症状が悪化することも考えられます。
そのため、胎児の発育が悪くなる、流産してしまう、赤ちゃんが先天的な病気を抱えて生まれてくるといったケースになることもあります。
母体の健康は、赤ちゃんの健康にも直結しますので、薬を飲んで症状を改善した方が、赤ちゃんにとって良いというケースも少なくありません。
薬の服用が必要となった場合には、治療を受けている先生に相談しましょう。
まとめ
薬の影響に関してお話させていただきましたが、実は風邪に効く薬はありません。
一般的に風邪薬といわれるものも、「熱を下げる」「咳を止める」「鼻水をとめる」といった症状を抑えるだけで、風邪の原因であるウイルスをやっつけるものではありません。
そのため「予防」が大切なのです。
よくいわれている手洗い・うがい・マスクなども予防効果が高いです。日頃から対策をして、菌やウイルスから体を守っていきましょう(^^)
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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