流産でお悩みではありませんか?
2回以上の連続した流産を反復性流産や不育症と言います。
流産を繰り返してしまうと、自分の体に何か異常があるのではと自分を追い詰めてしまう方も多いです。
妊娠初期に流産に至る確率は約10%前後といわれていています。
繰り返し流産してしまう場合は、リスク因子がないか検査をすすめられることがあります。
夫婦ともに体の異常が認められないまま流産を繰り返してしまっている場合は、日々のストレスや生活習慣の乱れなどによって、体全体のバランスが崩れてしまっていることが原因と考え、本質的な体質改善のための治療を行います。
流産の原因として考えられること
1. 染色体異常
- 最も一般的な原因の一つで、流産全体の約50%に関与するとされています。受精時に生じた染色体の数や構造の異常が、胎児の正常な発育を妨げ、流産を引き起こすことがあります。
2. 子宮の形態異常
- 子宮の形状や構造に異常がある場合、胎児が正常に成長するためのスペースや環境が整わず、流産につながることがあります。これには、子宮中隔、双角子宮、子宮筋腫などが含まれます。
3. ホルモン異常
- 黄体機能不全などのホルモン異常により、胎児を維持するために必要なプロゲステロンが不足することがあります。
- また、甲状腺ホルモンの異常(甲状腺機能低下症やバセドウ病)や糖尿病なども、妊娠維持に影響を及ぼす可能性があります。
4. 免疫異常
- 自己免疫疾患の一つである抗リン脂質抗体症候群は、流産の大きな原因となります。この疾患では、血液の凝固異常が起こり、胎盤に血液が十分に供給されなくなることが流産の原因です。
- さらに、自己免疫反応が胎児を「異物」として認識し、排除しようとしてしまうこともあります。
5. 血液凝固異常
- 血栓が形成されやすい状態(血液凝固異常)は、胎盤に血流が届かなくなり、胎児が成長できなくなることがあります。この状態は、遺伝的要因によることが多いですが、抗リン脂質抗体症候群もこれに関連しています。
6. 感染症
- 特定のウイルスや細菌感染が胎児に影響を与え、流産を引き起こすことがあります。例としては、風疹やサイトメガロウイルス、トキソプラズマなどが挙げられます。
7. ライフスタイルや環境要因
- 喫煙、過度のアルコール摂取、薬物の使用、過度のストレスや栄養不良など、生活習慣が流産のリスクを高める要因になります。
いくつか例を挙げましたが、反復性流産の約50%は原因不明とされており、原因を突き止めることが困難な場合もあります。
中には、日常的に抱えている冷えやむくみ、ストレス、栄養バランスの偏り、運動不足などの小さな問題が原因となっていることもあります。
流産防止の鍼灸治療
鍼灸治療は、東洋医学の考えに基づいて妊娠の維持や流産してしまう体質を整えるサポートを行います。
このような症状はありませんか?
- 足先などに冷えを感じる
- 身体が疲れやすい
- 夕方になると足がむくんでしまう
- 夜中、トイレに目が覚めてしまうことが多い
- 日常的にストレスを感じることが多い
これらの症状は一見すると不育症とは関係のないことのように思えますが、実はこんなよくあるお悩みが不育症の原因となってしまっている可能性もあります。
特に、妊娠·出産の大敵となるのが体の冷えです。
妊娠初期においては体を温めたり、血液の循環を促進することで流産リスクを低減するとされています。
森ノ宮アクア鍼灸治療院では、お一人お一人のお体に合わせてツボを選穴し、刺激することによって血流が良くなり、冷えの改善効果が期待できます。
また、血流が改善されることで、ホルモンの分泌が正常化されたり、子宮内膜や卵質が改善されたりする効果もあります。
不育症でお悩みの方は一人で抱え込まず、ぜひ当院にご相談くださいませ。
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1丁目16-23 エルエムヒルズ森ノ宮 6階
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