ウォーキングはなぜ妊活に良いの?
運動が妊活に良いことはなんとなくわかっていても、なかなか継続するのは難しい。。。
運動が苦手な方や時間を作ることが難しい方は、通勤時や買い物など、生活の中にウォーキングを取り入れてみましょう!
ウォーキングは妊娠しやすい身体づくりにとても効果的です。
なぜウォーキング?
ジョギングやハードな筋トレなどの激しい運動は活性酸素が発生してしまいます。
活性酸素が体内で増えると、血管や細胞を傷つけてしまい、老化が進むと言われています。
卵子や精子の老化にも繋がってしまいます。
卵子の老化は、うまく受精が成立しないことや、受精後に成長が止まってしまうことに繋がります。
精子の老化は、運動率の低下や奇形率の上昇などを招き、遺伝子異常が起きてしまう確率が高くなってしまいます。
そのため、妊活には「ウォーキング」が適切だといわれています。
どんな効果があるの?
メリット①:ストレスを防ぐ
妊活中は体や精神的にも負担がかかります。過度なストレスは細胞の老化が早まり、精子や卵子の質を低下させる原因になります。そのため、妊活中は運動習慣を身につけるようにして、ストレスを発散させることが必要です。
メリット②:血流を良くする
ウォーキングは下半身の血行が良くなります。そうすることで子宮が温まり、受精卵が子宮内に着床するための、良い環境を作り出してくれます。
また、歩くことによって骨盤底筋が鍛えられるので、安産にもなりやすくなるなどのメリットもあります。
メリット③:ビタミンDが作られる
ビタミンDは、実は着床率・妊娠率アップや流産防止にも関係しています。しかし、紫外線対策や室内の仕事などで、女性の8~9割は不足していると言われています。ビタミンDは日光を浴びると体内で作られるため、屋外でのウォーキングはとても効果的です。
顔は紫外線ダメージが気になるので、日焼け止めなどで守りながら、手のひらや腕を太陽に当てて10分程度歩くようにしてみましょう。
メリット④:ミトコンドリアが増える
ミトコンドリアは細胞の中に居て、生きるためのエネルギーを作ります。卵子には10万~20万ほどのミトコンドリアがあり、その働きにより成熟します。その他にも受精・分割・着床のすべてにミトコンドリアが必要です。
メリット⑤:生活習慣病の予防
適度な運動をすることは「糖尿病・脂質異常症・高血圧」の予防になります。糖尿病や肥満などの生活習慣病は、妊娠高血圧症候群、糖尿病合併妊娠(妊娠中に糖尿病を発症)などのリスクも高まります。
また、肥満などの生活習慣病は、女性ホルモンのバランスを乱しやすくするため、妊活中は特に生活習慣病が発生しないように注意が必要です。
正しいフォームで歩こう
悪い姿勢で歩くと、筋肉にアンバランスな負荷がかかり、かえって血行不良を招くことがあります。正しいフォームで歩くことを心掛けましょう。
- 背筋をまっすぐ伸ばす
- あごを引いて、お腹に軽く力を入れる
- 肩甲骨を中央に寄せて胸を開く
- かかとから着地し、つま先で地面を蹴って進む
- ひじを曲げて前後に腕を振りながら歩く
どのくらいの頻度ですればいいの?
週3日を1カ月続けると、体調がよくなる・冷え性が改善する・よく眠れるようになるといった体調の変化がでてくるかと思います。
しかし、今まで運動をしてこなかったという人にとっては、少しハードルが高いかもしれません。そんな人は、まず週1日から始めて体を慣らし、少しずつ回数を増やしていきましょう。
まとめ
妊活にとってウォーキングはいいことばかりです。男性不妊にとってもお体にとっても、ウォーキングは効果が高いので、旦那様と一緒にお話ししながらお出かけするのもいいかもしれませんね。運動習慣で妊娠力をアップさせましょう!
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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