妊活中、甘いものはなぜダメなの?
チョコレート、クッキー、ケーキなど美味しいですよね。甘い物が好きな方は多いですが、仕事中や夜ご飯の後、お休みの日ついつい食べ過ぎてはないですか?
妊活の事について調べていると、甘いものは控えましょうと書いている記事をよくみかけますがなぜダメなのでしょうか。
甘いものがダメな理由
なんとなく頭でダメとは分かっていても、妊活に関わるとはあまり思わないですよね。しかし、糖分をとることで様々なデメリットがあります。しっかり理解をしたうえで摂るようにしましょう!
1.血糖値の上昇
糖質を摂った後は血糖値が急激に上昇し、大量のインスリンが出ることで女性ホルモンが出にくくなってしまいます。ホルモンバランスが乱れると、排卵障害や月経不順を引き起こす可能性があります。
2.卵子や精子の質の低下
高血糖は卵子や精子に酸化ストレスを与え、細胞の老化に繋がります。そうなると、DNA損傷のリスクを高める可能性があります。
3.子宮内環境の悪化
ホルモンバランスが崩れると、子宮内膜が厚くなりづらかったり、フカフカになりづらいなど受精卵の着床の妨げとなる可能性があります。
糖質の摂り方を変えよう
甘い食べ物も食べ方次第で、お体の負担はへらせます。食べたくなった時には以下の事を意識して摂られてくださいね。
・低GI食品を選ぶことで、血糖値の急上昇を防ぎ、ホルモンバランスの維持に役立ちます。(全粒穀物、野菜、果物、豆類など)
・食事を食べる順番に気をつけて、血糖値の急上昇を防ぎましょう。
(野菜→スープ→おかず→主食→デザートの順番が◎)
・加工された砂糖ではなく、果物などの自然な甘みを利用しましょう。果物にはビタミンやミネラル、食物繊維も含まれており、栄養もあります。
・甘いものが食べたいときは和菓子、高カカオチョコレート(70%以上)、ナッツ類(無塩)、ヨーグルトなどに置き換えましょう。
食事と同様に大切なのが「運動」!
運動とは言っても、いきなりジョギングはなかなかしんどいですよね。続けることが大事なので、まずは「時間のある時に歩く」、「食後のストレッチ」など頑張らずにできることから始めましょう。
さらにここでポイントなのが、どのタイミングでするかです。 効率的に運動するなら、「食後30分以内にゆるめの運動」をして下さい。15分ほど散歩したり、ラジオ体操がオススメです。上がりかけた血糖値が速やかに下がります。
まとめ
砂糖は「マイルド・ドラッグ」といわれています。甘い物を食べると幸せな気持ちになりませんか?実はそれが危険で、私たちの意思とは関係なく脳に直接働きかけてあと「もう一つ。。」と依存性を引き起こしてしまいます。
食べない習慣をつけてしまえば意外と食べなくてもいけるというお声はよく聞きます。自身に合っているやり方を見つけて、妊娠しやすいお体を作っていきましょう!
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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