妊活に重要な自律神経を整える方法
自律神経って？
原因不明の不調や、不妊の原因の一つに『自律神経の乱れ』があります。
自律神経は交感神経と副交感神経の2種類あります。
交感神経が活動モード、副交感神経がリラックスモードです。
この2種類は1:1で働くことが理想的です。
緊張することがあっても、その分リラックスができればバランスが取れているといえます。
しかし、あまりゆっくりと過ごす時間が取れていなかったり、ストレスを抱えていると、交感神経が過剰に働いている状態になります。
多くの女性は、家事や仕事、人間関係、妊活など1日の中で考えることもたくさんあり、心身が休まる時間がとても短くなってしまっています。
交感神経が過剰になっていると下記のような症状が現れます。
- 頭痛
- 肩こり
- 手足の冷え
- 倦怠感
- 耳鳴り
- 食いしばり
- 動悸
- 不眠
- 喉のつかえ感 など
自律神経と不妊の関係
卵子を育てて排卵するまでの一連の流れは脳下垂体と卵巣の連携によって成立します。
そこには自律神経も密接に関係しています。
生活習慣・食生活の乱れやストレスによって自律神経が乱れると、ホルモン分泌に影響がでます。
その結果、卵子の発育や子宮内環境が整わず、なかなか妊娠しない、流産を繰り返すなど不妊に繋がってしまいます。
体外受精に挑まれている場合、卵胞刺激ホルモン（FSH）が高くなりすぎると採卵が延期になってしまうこともあります。
自然妊娠を目指している方も、人工授精や体外受精などARTをしている方も女性ホルモンがしっかりと分泌しているかは非常に重要なポイントになります。
自律神経を整える簡単な方法
自律神経が乱れているかも？と思う方は、まずはなるべく生活リズムを一定にしましょう。
ときどき夜更かししたり、生活リズムがバラバラになってしまうと、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。
睡眠時間を一定にすることが難しい場合は、同じ時間に起きるように心掛けましょう。
こちらの記事に睡眠の質を上げる方法を記載しておりますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
鍼灸治療も自律神経を整える働きがあります。
全身に存在するツボに鍼を入れることで、自律神経や脳がその情報をキャッチして、内臓や子宮卵巣が働くように信号が流されます。
リラックス効果もあり、不眠やストレスでお悩みの方にも効果的です。
最後に
生活習慣の見直しやストレスの解消をすることも妊娠しやすい身体づくりに繋がります。
簡単なことからで大丈夫ですので、続けてみてくださいね。
「何から始めたらいいかわからない。」「自分で変えるのは難しい。」とお悩みの方は、お気軽にアクア鍼灸治療院にご相談ください。
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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