排卵が乱れがちな方の共通点とは!?

「また今月も排卵していないかも…」
排卵が乱れがちな方に多い共通点、それはストレスの溜め込みです。
排卵の乱れは単なるホルモンの問題ではなく、心と体のバランスの乱れからくることも多いです。
排卵障害や生理不順を西洋医学・東洋医学の両面から解説していきます!
日常でできるケア方法もご紹介しますので、是非最後までご覧ください。
ホルモンと自律神経の深いつながり
排卵は、脳の視床下部からのホルモン指令によって始まり、下垂体を経て卵巣へとつながる「視床下部―下垂体―卵巣系(HPO軸)」によってコントロールされています。
この精密なホルモンネットワークは、実はストレスの影響を非常に受けやすいのです⚡
脳の視床下部からのGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌が低下
↓
FSH・LHの分泌が乱れ、卵胞が育ちにくくなる
↓
排卵の遅れや無排卵、月経不順につながる
セルフチェックしてみましょう!
以下に当てはまる項目が多い方は、ストレスによる排卵障害の可能性があるかもしれません。
- 生理周期が乱れやすい
- 排卵検査薬が陽性にならない・ズレがある
- 頭痛や肩こり、胃の不調が出やすい
- 気分の浮き沈みが激しい
- 睡眠が浅く、朝の疲れが残る
- 忙しくて息抜きの時間が取れていない
- イライラや不安感を感じやすい
東洋医学で見る原因と改善策
東洋医学では、体は「気(エネルギー)」「血」「水」の3つの要素がバランスよく巡ることで健康が保たれていると考えます。
排卵がスムーズに行われない背景には、こんな体質の乱れが隠れていることが多いです。
🔸 肝気鬱結(かんきうっけつ)
ストレスで「気」が滞るタイプ。排卵が遅れたり、基礎体温がガタガタに。
🔸 血虚(けっきょ)・腎虚(じんきょ)
血やエネルギーが不足しているタイプ。卵胞が育ちにくい、基礎体温が全体的に低め、月経量が少ないなどの特徴。
🔸 血瘀(けつお)
血の巡りが悪くなり、排卵にも影響。冷えや痛み、月経の塊などがある場合に。
排卵を整えるためにできること
西洋医学的にも東洋医学的にも「ストレスを軽減し、自律神経とホルモンのバランスを整えること」は、排卵を安定させるために欠かせない要素です。
生活習慣の見直しやストレスを溜め込まない工夫、適度な運動、鍼灸治療なども排卵の回復をサポートする有効な手段となります。
ホルモンに振り回されすぎず、自分のペースで排卵しやすい体に整えていきましょう。
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1丁目16-23 エルエムヒルズ森ノ宮 6階
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