妊活に大切な葉酸!摂りはじめる時期とは?
「葉酸は妊活中から摂取する必要がある」という事はご存じでしょうか?
葉酸を摂取した方が良いと聞いた事がある方が多いと思います。
では、なぜ妊娠する前から葉酸が必要なのか。
今回は葉酸のお話させていただきます。
そもそも葉酸とは?
葉酸はビタミンB群であり、ビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」ともいわれています。
またDNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進し、細胞の生産や再生を助けます。特にお腹の中の赤ちゃんの正常な発育には欠かせない栄養素です。
なぜ妊活中から摂らないといけないの?
妊娠初期は、赤ちゃんの脳や脊髄のもととなる神経管が作られる時期です。このとき、たくさんの葉酸が必要になります。葉酸が不足していると、赤ちゃんの先天異常の可能性が高くなるといわれています。
妊娠に気付く時期というのは、既に妊娠5~6週目頃になっているため、妊娠してから葉酸を摂取するのではなく、妊娠する前から葉酸を摂取することが重要です。
どれくらいの量をとればいいのか
妊娠前から妊娠初期は、赤ちゃんの先天異常のリスクを下げるために、640μg/日が推奨量とされています。
葉酸は熱に弱いため、調理法によっては半分の葉酸が失われてしまいます。なので、その内の400μgはサプリメント等食品以外から摂取することが理想的と言われています。
妊娠中期・後期は480μg、授乳中は340μgが推奨量とされています。
葉酸でも摂り過ぎはダメ
葉酸自体は過剰摂取しても排泄されるため、食品から摂る分には心配はないといわれています。
ただし、サプリメントなどで過剰に摂取することには注意が必要です。葉酸は1日に摂取する「耐容上限量」が決められており、男女ともに1日の摂取量は18~29歳なら900µg、30歳~49歳なら1,000µgを超えないことが推奨されています。
過剰に摂取してしまうと発熱や蕁麻疹、生まれた赤ちゃんにはぜんそくが現れることがあります。
摂り過ぎには十分注意しましょう。
まとめ
葉酸を体にしっかり蓄えるまでには1ヶ月ほどかかります。
ゆえに、妊娠が発覚する1ヶ月前から葉酸は飲んでおかないといけないと言うことです。そのため、葉酸は妊娠を計画した時から積極的に摂っていくことをオススメします(^^)
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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
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