妊活中の夏の過ごし方

暑い季節の真っただ中ですが、皆様はどう過ごされていますか?
夏は様々な理由で不調が出てしまいます。
もちろん気温といった大きな変化によるものもありますが、間違った生活習慣で不調が出てしまったりもします。
そこで、夏の季節に起きやすい不調への対症法をお伝えしていきます。

冷たい飲食物で内臓が冷える

暑いからといって、氷の入った冷たい飲み物やアイスなどの冷たいものの摂り過ぎは、内臓を冷やしてしまい血流が悪くなります。その結果、子宮や卵巣に血流が十分に行き届かず妊娠の妨げとなってしまいます!
常温もしくはお白湯を飲むようにしましょう。
どうしても冷たい飲み物しかないときは、口に含む時間を長くし、ゆっくり飲むように心がけましょう。内臓が冷えにくくなります。
また、ただ単に水だけを飲むのではなくミネラル豊富な夏野菜・ナッツ、動物性たんぱく質である肉・魚・卵などもとり入れて電解質のバランスを整えましょう!

夏風邪にかかりやすくなる

8月に向けて体力や免疫力は低下しやすくなります。
風邪を引くと身体の中では炎症反応が起こり、膣内に入った精子や子宮内に入った受精卵を普段よりも多く攻撃してしまう可能性が上がります。
また、東洋医学では体力や免疫力が落ち、ウイルスに感染しやすくなる状態のことを「脾気虚」といいます。
「脾気虚」とは消化器の働きが低下し、ご飯を食べても栄養としてうまく利用できない状態をいいます。この状態の時は、甘いものが食べたくなることが多いです。
しかし、甘いものだけを摂っていても元気にはなりません。
以下のものを参考にして、是非摂ってみてください!

  • 免疫力をしっかり高めるためにビタミンDが多い魚やキノコ類
  • タンパク質が多い鶏胸肉やささみ
  • 酸化作用の高いビタミンC
  • ビタミンAが高い夏野菜
  • 整腸作用のある発酵食品、海藻、葉物野菜、豆類

また、消化を助ける為にいつもよりゆっくり時間をかけて食事をすることも大切です。

紫外線を浴びすぎてぼーっとする

真夏の太陽の日差しを浴びて、強い疲労感を覚えたことはありませんか?
これは紫外線によって発生する「活性酸素」の影響です。
これは身体のエネルギーを作り出すミトコンドリアにダメージを与えて、疲労感・思考力の低下・目の疲れ・頭痛などを招きます。
さらに、正常な細胞まで傷つけるので、卵子や精子の質も低下させてしまいます。

紫外線は目からも入り込むので、日焼け止めや日傘に加えてサングラスをつけることで紫外線をしっかり防いでくれますよ!
他にも、活性酸素対策には細胞の修復に役立つオメガ3脂肪酸が含まれる食材や、抗酸化作用が豊富な野菜などを摂り入れましょう。
以下の食材を参考にしてみてください♪

  • 青魚(イワシ・サンマ・サバ・ブリなど)
  • ナッツ類(くるみ・アーモンドなど)
  • パプリカ
  • 玉ねぎ
  • アスパラガス
  • キウイ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
・身体を冷やさない
・体力や免疫力を上げる
・紫外線を浴びすぎないようにする
普段からほんの少し心がけることで、結果的に妊娠力もアップします!
しっかりと対策し、元気に夏を乗り越えましょう(^^)

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不妊治療専門 森ノ宮アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1丁目16-23 森ノ宮コスモビル 6階
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